■プロフィール

鬼和尚天空

Author:鬼和尚天空
FC2ブログへようこそ!

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2カウンター

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
己を追求するのじゃ。
  自我を滅する為には、それがどのようなものかを追求しなければならん。
 自我の成り立ちや、原因が判ればそれが偽りの観念でしかないと気づきが起こり、他の観念と同じように、厭離されるのじゃ。

 以前に書いた通り人間の認識能力は、記憶に依存しておる。
 認識能力が記憶に依存していると、己というものの認識も又記憶に依存したものとなるのじゃ。
 
 昨日と同じ自分という言葉やイメージが、記憶に残っている感覚の印象に投射されているのじゃ。
 そのようにして昨日と同じ感覚を持つ、昨日と同じ自分という認識が起こるのじゃ。

 それは実際には自分というものではなく、自分のものでさえ無いのじゃ。
 ただの言葉とイメージに過ぎないのじゃ。
 
 そのような言葉とイメージでしかないものを己と認識する事で、さまざまな苦が生じるのじゃ。
 言葉で悪口を言われれば、怒ったりする。
 言葉で誉められればいい気になって騙されたりもする。
 立派な人とか勇気のある人とか、勝ち組の人と呼ばれたいために、一生を費やし、時には命まで捨てようとする。
 それが叶わなければまた苦が生じてしまう。

 そのように言葉とイメージでしかない自我を、己であると認識するのが、苦の根本の原因でもあるのじゃ。
 
 お釈迦様が説かれた縁起を観察する法は、その自我を滅するにも有効なものじゃ。
 己を追及し、己という認識が起こる原因を突き止めれば、原因から自我が起こり、原因が無ければ自我も起こらないと観察して、自我を厭離する事も出来るのじゃ。
 苦を観察し、滅していく行も、その修行の一環であったとも言えるのじゃ。

 そのような自我を起こす原因となるものは、人によって違うものじゃ。
 記憶や認識が己であるとする者は、朝目覚めて記憶が動き出す時に自我が起こるのを感じるじゃろう。
 記憶が原因として己が起きるのじゃ。
 
 肉体や思考が己とする者は、それらが働く時に己を感じるじゃろう。
 それらの原因を追求する事が、己を追及する事なのじゃ。
 そして己を追及する事で、速やかに自我を滅し、悟りを得られる道を行く事ができるのじゃ。
 一切の苦を滅し、真の悟りを目指す者は、恐れずに己を追及するのじゃ。
スポンサーサイト


テーマ:悟り。 - ジャンル:心と身体

悟りを得るための修行法 | 20:45:27 | Trackback(0) | Comments(20)
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-09-02 日 18:20:09 | | [編集]
己と自我という言葉をつかいわけおられるように感じますが、別物でしょうか?

私は対人能力に欠陥があり、人と仲良くしたいのに、いざそういう場面になると、自分で壁を作ってしまいます。
それが、緊張によるものか、関わったことにより嫌われたりすることを極度に恐れているためか、それか、自分の冷たさによるのか、原因は全くわかりません。
この場合人と仲良くしたいというのが己で、壁を作っているのが自我ということでしょうか?
一人で落ち着いた時には、自分のことなど捨てて人にやさしくしたい、恥ずかしがらずに人と関わりたい、人を楽しませたい、などと考えるのに、人前に出たら、保身のためか、逆の行動をとったりしていまします。

とにかく、解決法があれば教えてください。
2012-09-07 金 23:50:07 | URL | 猫好きな名無しさん [編集]
はち

そうじゃ、距離を取った方が良いのじゃ。
世の中にはさまざまな者が居るものじゃ。
善人ばかりでもなく、犯罪者まで居る。
全ての者に対応する必要は無いのじゃ。
2012-09-09 日 14:45:47 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
Re: タイトルなし
猫好きな名無しさん

己とか自我などはただの言葉であり、囚われる必要は無いのじゃ。
そのように思う事と違う行いをするのは、心の習慣によるものなのじゃ。
考えるのではなく、己の心を観察して、その原因をはっきり判るまで追求するのじゃ。
例えば過去に親兄弟友人等と、傷つくような別れ方をしていると、他人とあまり親しくなる又苦しみを味わうと言う観念があり、それが対人関係を阻む事がある。
或いは劣等感等により、他人に対する隠された敵意がそのような反応を引き起こす事もある。
己の心を観察し、そのような原因を突き止めるのじゃ。
そして原因からそれが起こり、原因が無ければ起こらないと観察したならば、それは消えるじゃろう。
2012-09-09 日 14:54:16 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
私のレベルに合わせたアドバイスをありがとうございました。
2012-09-16 日 23:02:02 | URL | はち [編集]
2番めにコメントしたものです。
和尚さまありがとうございました。
自分を観察するということを意識して取り入れるようにしています。
人付き合いを心のどこかで避けているのは、嫌われるのが怖いからだということがわかりました。それも異常に。
これもやはり記憶に関係しているのかもしれません。

ただ、原因がはっきりわからない恐怖よりも、原因がはっきりと解った恐怖のほうが気持ちが楽だということを体験しました。
やはり、よりよい暮らしのためには日常的に自分を観察していくべきですか?
2012-09-17 月 22:48:46 | URL | 犬バカ [編集]
Re: タイトルなし
どういたしまして、 またおいでなさい。
2012-09-18 火 18:10:12 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
Re: タイトルなし
そうじゃ、観察を続けるのじゃ。
観察しつづければ苦を滅して楽になる事も出来る。
さらに何か起こった時にもそれに動揺する事無く、心を平静に保つ事も出来る。
続ければ大きな利益があるものじゃ。
2012-09-18 火 18:12:40 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
お釈迦様の教えは
現代社会を生きる大部分の人にとっては、

あまりにも遠いものな気がします。

それほど、現代社会は、エゴと拝金主義で、まみれている。

「今回の東日本大震災が、一つのショック療法となった」という意見もありますが、

日本、そして、世界の情勢は、益々、混迷を深めているように感じます。

現代文明に救いはあるのでしょうか?

現代は、末法と言われますが、本当に、このままで、人類と地球は、持つでしょうか?

何でもいいので、鬼和尚さまのご意見をお聞かせ頂けると、嬉しいです。
2012-09-20 木 03:14:41 | URL | くに [編集]
大多数の僕らは

目が見えることで

はっきりと目の前の物を見ている。

目が見えるということは

すべてが見えているような錯覚を産むのかもしれない。

瞳を閉じれば

そこは一瞬にして闇になる。

僕達は目の前の光と闇の間に生きている

盲点だらけの日々なのに

目は見えているのだ。

明日から全世界の人々が盲目になってしまったら

この世界はどういう世界になるのだろう。

僕等は見えているようで

見えていない



修行はその盲点を発見するたびに

前進していくように思えます。


2012-09-20 木 23:32:30 | URL | sei [編集]
Re: お釈迦様の教えは
お釈迦様はこの世の物事は無常であり、いつかは滅ぶものと教えておる。
社会や文明も今は続いても、いつかは滅びるものじゃ。
人に出来る事はそのような滅びる性質の世を離れて、自らの心の中に永遠を見出す事なのじゃ。
この世は仮の住まいと思い、修行が出来る時間があれば、ひたすら修行に励むのじゃ。
2012-09-24 月 12:58:05 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
Re: タイトルなし
そうじゃ、人は眼で見ているようで見ていないのじゃ。
記憶の中にあるものを見ているだけなのじゃ。
見えない事を見れば見えるようになるのじゃ。
自らの心の中に永遠を見出すのじゃ。
2012-09-24 月 13:06:18 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
外国人も悟るものでしょうか?
2012-09-29 土 20:21:50 | URL | ひふみ [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-09-29 土 22:13:10 | | [編集]
ひふみ

外国人も悟れるじゃろう。
お釈迦様はインド人であり、中国や日本にも悟った者は多く居たものじゃ。
どの国の者も真摯に自らの心を観察したならば、悟りを得られるじゃろう。
2012-10-01 月 21:38:12 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
はち

そうかもしれん。
強いて残そうとは思わないじゃろう。
人もまたいつかは居なくなるものであるからのう。
2012-10-01 月 21:40:14 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
そうですか。心を観るのが基本ということですね。
ご返信ありがとうございます。
2012-10-02 火 20:50:03 | URL | ひふみ [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-10-08 月 15:14:22 | | [編集]
Re: タイトルなし
ひふみ

そうじゃ、自らの心を観るのじゃ。またおいでなさい。
2012-10-10 水 19:15:40 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
Re: タイトルなし
すだまにあ

どういたしまして、またおいでなさい。
2012-10-10 水 19:24:33 | URL | 鬼和尚天空 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad