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鬼和尚天空

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つとめ励むのじゃ
 今日は久しぶりにダンマパダを講義するのじゃ。

21 つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りなまける人々は、死者のごとくである。
22 このことをはっきりと知って、つとめはげみを能く知る人々は、つとめはげみを喜び、聖者たちの境地をたのしむ。

 いい言葉じゃ。
 古来から悟りを得た者はみんなこのようにつとめ励む事を教えるものじゃ。
 知識として覚えるだけでなく、自ら修行につとめ励む事でしか、悟りは得られないからなのじゃ。 

 怠けてばかりいる者が立派になったり、簡単に悟りを得るというような事はあり得ないものじゃ。
 例えば鳥は翼があるから空を飛ぶ事が出来、馬は四本の脚があるから何キロもの遠くまで走る事が出来るじゃろう。
 人にはそのようなものはないが、自らの意思によって毎日つとめ励む事が出来る。
 それによって天に等しいニルヴァーナにも達し、遠く遥かな境地にまで到達するのじゃ。
 つとめ励む事は人だけが出来る、空を飛び、何キロも走るよりも優れた事なのじゃ。

 つとめ励む事によって人は目的を達成する事が出来る。
 つとめ励む事によって人は偉大な者となる。
 つとめ励む事によって人は目覚めた者となる。

 世の人間は多くが孤独や死の恐怖に取り付かれ、そのようなものからは逃れられないと諦めておる。
 それから眼を逸らすために自ら作り出して欲にがんじがらめに縛られておる。
 そして、苦を次々に増大させて、自分がどのような者で、何をしたいのかも判らずに混乱しておる 
 
 例えば1000もの大きな岩が集まった山があったとしても、一つ一つ取り除いていけば三年にして消え去るじゃろう。
 そのようにどれほど混乱し、煩悩にまみれた心でも毎日つとめ励み、一つ一つの苦を取り除いて行けば安らぎに達する。
 
 心に巣食い、大きな山のように増大した煩悩も、お釈迦様の教える通りに止観の瞑想を行えば、一つ一つ消えて行くのが判るじゃろう。
 それこそが本当に偉大な事なのじゃ。
 空を飛んだり、死人を生き返らせるのが奇跡というものではない。
 正しい教えによって人が苦を滅し、悟りを得る事が、本当に奇跡と呼ぶべき事なのじゃ。

 正しい教えを知っても、それを実践しつとめ励む事が無いならば、苦から逃れられる事は出来ない。
 正しい教えを知っても、それを実践しつとめ励む事が無いならば、死によって破滅する。
 正しい教えを知り、それを実践してつとめ励むならば、世の人々が逃れられぬと諦めている苦を滅する事が出来る。
 正しい教えを知り、それを実践してつとめ励むならば、世の人々が逃れられぬ死をも超越する事が出来る。
 
 知識は未だ阿頼耶識の範疇にあり、それによって正しい認識を得た事にはならないからじゃ。
 つとめ励み、自ら悟りを得たならば、それによって正しい認識が生じ、不死の境地に居る事が了解される。
 死は生の裏側であり、それは同じものであったと判るじゃろう。
 その時までつとめ励むのじゃ。
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テーマ:悟り。 - ジャンル:心と身体

ダンマパダ(法句経)解説 | 20:40:05 | Trackback(0) | Comments(0)
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